日焼け止めの裏には「洗浄料で洗い流す」と書かれているだけで、日焼け止めの落とし方がイマイチ分からないという男性も多いのでは?
普段からメイクする女性ですら日焼け止めが落とし切れていないことが多々あり、肌荒れの原因になってしまうことも。
本記事では、男性に向けて日焼け止めの落とし方(手順)、クレンジングの選び方、落としたあとのスキンケアの方法まで解説しています。
正しい方法で日焼け止めを落とせば、肌トラブルをなくすくことが可能です。
男性の日焼け止めの落とし方は?日焼け止めの強さごとに違う
日焼け止めの落とし方には、3つのパターンがあります。
- お湯や洗顔料・せっけんで落とす
- メイク用のクレンジング料(化粧落とし)を使って落とす
- 専用のクレンジング料で落とす
日焼け止めの本体の裏に、「せっけんで落とせます」などと丁寧に書いてあるものもあります。
しかし、日焼け止めの多くは、「洗浄料で洗ってください」と本体裏に書かれているだけなんです。
男性からすれば、「洗浄料って何?」となるでしょう。
洗浄料とは、汚れを落とす製品を幅広く指した呼び方です。
ボディーソープや石鹸で落ちない日焼け止めもあるので注意が必要。
日焼け止めの強さによって、「落とし方(手順)」「使う洗浄料」が異なりますよ。
日焼け止めの強さ | 日焼け止めの落とし方 |
SPF10〜SPF20または PA++ |
お湯か石鹸を使う |
SPF30以上または PA+++ |
メイク用クレンジング料(化粧落とし)を使う |
SPF50以上または PA++++ |
専用のクレンジング料を使う |
では、それぞれ詳しく解説していきます。
【SPF10〜20・PA++】お湯orせっけんで落とす手順(顔・体)
SPF10〜SPF20またはPA++の日焼け止めは、お湯や石鹸で落とせることが多いです。
箇所 | 手順 |
顔 |
|
体 |
|
「水で落ちる」と書いてあったとしても、できれば洗顔料やボディーソープを使うと良いでしょう。
水(お湯)で落ち切らなかった日焼け止めが、肌に負担になってしまうからです。
また、体の場合は広範囲を洗うので、洗い残しがないようにしましょう。
泡立てが難しい場合は、「泡立てネット」などを使うとやりやすいですよ。
【SPF30以上・PA+++】化粧落としを使って落とす手順(顔・体)
SPF30以上またはPA+++の日焼け止めは、メイク用のクレンジング(化粧落とし)で落とすと良いでしょう。
日焼け止めの本体裏に、「お湯で落ちる」「石鹸で落ちる」などの表記がない場合には、消去法的にクレンジングが必要ということになります。
濡れた手や体に直接クレンジング料をぬると、汚れを落とす力が落ちてしまいます。
顔や体を水で濡らす前に、クレンジング料をぬりましょう。
箇所 | 手順 |
顔 |
|
体 |
|
【SPF50以上、PA++++】専用のクレンジングで落とす手順(顔・体)
ウォータープルーフ(耐水)などSPF50以上またはPA++++の日焼け止めは、化粧落としでは落ち切らないです。
この場合、日焼け止め専用のクレンジング料で落としましょう。
「キスミー 日焼け止め用クレンジング 90g」がよく落ちます。
手順は、化粧落としを使う場合と同じです。
日焼け止めが落ちにくいからといて、強くこすると、肌を傷つけてしまいます。
専用のクレンジング料と洗顔料を使えばしっかり落ちるので、優しく洗っていきましょうね。
日焼け止めが落ちているかの確認方法は?
「ちゃんと日焼け止め落ちてるのかな?」って不安になりますよね。
日焼け止めが落ちているかを確認する方法は、以下の通りです。
×:肌に水をかけると弾いてしずくが落ちる=日焼け止めが落ちていない
○:肌に水をかけても弾かずに残る=日焼け止めが落ちている
肌が水を弾く場合は、日焼け止め成分が残っているせいです。
もし水を弾いてしまう場合は、せっけんやクレンジングなどを使って、再度洗い直してくださいね。
【化粧落としの選び方】シート・ミルク・オイルの各注意点は?
ほとんどの場合、化粧落としを使って日焼け止めを落とすことになると思います。
「化粧落としって種類が多すぎて、何を買えばいいか分からない」という男性も多いでしょう。
大きく分けて3種類の化粧落としがあります。
- 化粧落とし拭き取りシート
- ミルクタイプ
- オイルタイプ
日焼け止めの落ちやすさを重視するなら、オイルタイプの化粧落としを選ぶのが最適です。
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