【だかいち】スペインでの「オレンジ」の意味が分かると切なさが増す

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私は深堀したことで、『だかいち』の表現の深さを感じました。愛が深すぎて溺れそうって感じです…!

特に、片割れのオレンジののルーツは、BLのルーツでもあるように思います。ぜひ、最後まで読んで欲しいです。

 

「片割れのオレンジ」のルーツは古代ギリシャ文学にある

スペイン オレンジ 意味 ギリシャ神話

 

紀元前350年頃、哲学者プラトンが書いた「ザ・バンケット(饗宴)」のストーリーが、「media naranja(半分のオレンジ)」のルーツ(起源)といわれてます。

本書を読むと難しいので、『誰も知らない世界のことわざ』から引用しますね。

 

アリストファネスは「人間は『男-男』『男-女』『女-女』が1組1人になっていて、あるときゼウス神が人間への怒りからそれらを真っ二つに裂いてしまい、人間は不完全なものになった」と考えました。
それ以来、人間は失った「片割れ」を探し求め続けることになりました。
そして時には、その努力が¨実り¨(fruitful)につながることもあるのです。
引用:エラ・フランシス・サンダース著『誰も知らない世界のことわざ

 

より詳しく物語の内容を説明します。

 

神の怒りをかった人間は真っ二つに切断され不完全に

ギリシャ神話の世界では、原始時代には三つの性(男男、女女、男女)にわかれていたとされています。

二体が背中合わせにつながって、頸(くび)の上には反対方向に向いた同一の二つの顔があったそうです。さらには4本の手足、4つの耳、2つの性器という形態。

 

古代の人間はとても傲慢な態度だったため、全知全能の神・ゼウスの怒りを買ってしまいます。ゼウスは人間の傲慢な行動を改めるよう、真っ二つに切り落としたのです。

 

半身となった人間は「じぶんの片割れ(同性・異性)」を探している

真っ二つに切断したものの、顔や手足が不格好なので、見栄えをよくするために整えました。それが今の人間の姿です。

半身になった人間は、不完全な自分を完全なものにするために、「じぶんの片割れ」を探し求めることになります。男男だった者と女女だった者は同性愛者で、男女だった者は異性愛者です。

 

二体であったもとの自分に戻りたいという欲望は、エロス(エロース)と呼ばれています。エロースとは、古代ギリシア神話に登場する恋心と性愛を司る神のこと。

古代ギリシャの一説は、男性同士が惹かれ合うBLのルーツともいえそうです。

 

探している相手は魂レベルで繋がるニコイチの存在

スペイン語の “Media Naranja(半分のオレンジ)” とは、生涯をともにする相手を表現したもの。その相手とは、魂レベルで繋がる二人で一つの存在を指しています。

 

『抱かれたい男1位に脅されています。』の5巻で、トータカがチュン太に「俺と一緒に生きてくれ」と伝えるシーンがあります。

映画(原作6巻)は、「生涯、共に生きる」について、トータカ・チュン太がお互いに答えを出すスペイン旅です

 

オレンジの意味やルーツを知ると、付き合うとか、結婚して家庭を築くとか、もうそういう次元を超えているように感じますよね。

『だかいち』で表現されている愛は、肉体的な欲望というよりは精神的な欲望だと思います。

「互いに隔たるものをすべて溶け合わせ、ともに生きる」という形の愛を表現したかったのではないかと、私は思いました。

 

原人の全体(からだ)は球形だからオレンジで表現される

「ザ・バンケット(饗宴)」の一部に、原人の全体(からだ)は球形をなしてゐて」と書かれています。書籍によっては、「オレンジのような球形の人々」と意訳されているものもあるくらいです。
「優しさ」というオレンジの花言葉の由来は、オレンジの果実から「女性のような柔らかさ・温かさ」を感じるからです。
まん丸で、あたたかなオレンジ色をした果実を人間に見立てています。だから、レモンやスイカではダメなんですね。

 

スペインでのオレンジは魂で繋がる二人に一つの存在を意味する

スペイン オレンジ 抱かれたい男1位に脅されています

 

『劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。~スペイン編~』でオレンジが象徴的に描かれています。それは、オレンジが「魂で繋がる一心同体の相手」を意味しているからです。

同性愛者・異性愛者問わず、愛し合うということは、「私」と「あなた」の境界線が交じり合って、同一の個体になることのかなと思いました。だから性別すらも超えるのです。

 

ただ、物理的に溶け合うことは難しいため、作中ではトータカが「一緒に生きるためには、ずっと一緒のままじゃだめだ」とチュン太に伝えています。

不安から肉体的につながろうとするチュン太に対し、精神的にしっかり繋がろうとするトータカ。愛することの意味を考えさせられました。

 

精神的な隔たりを溶かし合って、溶け合って一つになっていく。そんな愛のカタチを『だかいち』は表現している作品だと思います。

あなたもぜひ、原作・アニメ・映画とあるので観てくださいね。

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