雷が怖いときの対策⑤人の多い場所に行く
リビングなど、家族と一緒にいるのがベストです。
同じ空間に人がいるだけで、雷への恐怖心がだいぶ和らぎます。
一人暮らしの方や、1人で留守番しているときは、「テレビをつける」だけでも気が紛れるので試してみてください。
【外出時の対策】雷の光や音が怖い!どこに避難する?
雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。
鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。
外出時の対策ポイントは3つです。
- 雷が鳴り出したら屋内に避難する
- 自動車、バス、列車の内部は比較的安全
- 木の下NG、高いものがない田んぼなどの開けた場所もNG
雷が怖い!『雷恐怖症』の特徴と対策は?
雷恐怖症は、稲妻および雷鳴を対象とした異常恐怖症です。
症状は人それぞれ特徴がありますが、一般的な特徴は以下の通りです。
- 身震い
- 叫び声をあげてしまう
- 発汗
- パニック発作
- 突然の尿意
- 吐き気
- 恐怖感
- 心拍の上昇
【対策】心療内科などを利用し、治療により取り除く必要があります。
自分の怖がり方が、人よりひどいなと思ったら専門機関に相談しましょう。
雷の多い時期や多い地域は?
雷が怖い原因のひとつに『突然でびっくりした』という感情がありますよね。
恐怖心を和らげるには、心構えが必要です。
あらかじめ雷の多い時期や地域を知って、心構えだけは忘れずにいましょう。
雷の多い時期は夏!
雷の回数は夏が多いです。
雷の発生回数(平均)は以下のとおりです。
7月:約20回
9月:約10回
夏は、積乱雲で雷雨が起きやすいですもんね。
逆に一番少ない時期は、1月です。
雷の多い地域は石川県
日本全国でみると、日本海側より太平洋側の方が雷の発生件数が多いです。
しかし、県別でみると、石川県が最も雷が多い!
石川県は年間37回以上の雷が発生しています。
石川県は月の最多記録ももっていて、12月に7回も雷が発生したことがあります。
ちなみに一番少ないのは、北海道ですよ!
雷が怖いときの対策方法は「光」「音」を遮断すること!
私の実家(中部地方の田舎)でも、夏に夕立が起こり、大きな雷が発生します。
都会と比べると、田舎の雷は本当に怖い!
雷への恐怖心を緩和する方法は全部で7つ。
- ピカッと光ったら数を数える
- カーテンを閉める
- 布団にもぐる
- イヤホンorヘッドホンで音楽を聴く
- 人のいる場所に避難する
- 外出時に雷に遭遇したら、建物の中へ避難(木の下や田んぼなどの開けた場所は避ける)
- 雷恐怖症の場合は病院で治療する
心構えとして覚えておきたいのは2つ。
- 雷の発生時期は夏が多い(8月平均37回)
- 石川県が全国最多の雷発生件数(年間37回以上)
しっかり心構えをすれば、恐怖心が緩和します。
雷が怖い人は試してみてください!
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