仕事などで多忙だと、毎日同じ時間帯に犬のご飯をあげることが難しいです。
1日一回?どの時間帯に?など悩みますよね。
ご飯のあげ方で愛犬の健康状態が左右されるのか、ご飯は1日一回の我が家の体験談をもとに、犬のご飯の時間帯や回数についてまとめます。
犬のご飯の時間帯はどうしてる?回数は1日一回でいい?餌やりの体験談まとめ
まず、我が家の愛犬プロフィールをお伝えします。
- 犬種:ミックス犬(ヨークシャーテリア×パピヨン)
- 年齢:9歳6ヵ月(2020年4月時点)
- 性別:メス
成犬(1歳)になった頃、「2㎏までは体重増やしてね」と獣医さんから言われていました。
ただ、残念ながら、我が家の愛犬は生後6ヵ月~8歳まで体重が増えず、1.8㎏のままでした。
愛犬のご飯:時間帯が不規則&回数が1日一回は不健康になります!
この写真は、愛犬の体重が1.8㎏だった頃のものです。(年齢は3~4歳くらいの時です)
トリマーさんからも心配されるくらいお腹まわりの毛が薄く、まったく伸びない状態でした。
地肌が見えてしまっています。
愛犬の体は細く、全体的にうるおいのないパサパサな毛並みでした。あきらかに栄養が足りてない感じで不健康でした。
- 【時間帯】不規則(20時~朝4時の間にあげていました)
- 【回数】1日一回(間食のおやつなし)
実はこの頃、愛犬以上に不健康だったのは、飼い主(私)の方でした。
一人暮らし・営業職だった私の帰宅は20時~朝4時の間。(平均すると、だいたい23時~深夜2時の間)
もちろん朝は9時出社でしたので、ほぼ家には居ません。
毎日の残業、仕事の飲み会、休日出勤など目まぐるしい日常を言い訳に、愛犬のお世話を後回しにしてしまったダメな飼い主でした。
一人暮らしで犬を飼うときは、本当によく考えてからにしてください。
もし、一人暮らしで仕事が忙しい中でも飼いたい(飼っている)なら、自動餌やり機で一定の時間帯に毎日ご飯をあげられるようすることを強くおすすめします。
愛犬のご飯:時間帯が一定&回数が1日一回なら健康に育ちます!
結婚後は旦那さんの協力のおかげで、一定の時間帯にご飯をあげるようになり、愛犬の体重が0.4㎏増加しました!(体重:1.8㎏→2.2㎏に。念願の2㎏台です!)
- 【時間帯】毎日23時頃(一定)
- 【回数】1日一回(間食のおやつなし)
毛並みもサラサラ・つやつやで、獣医さんからもトリマーさんから褒めらるくらいとても健康的です。
お腹まわりの毛もフッサフサになりました♪
ご飯の回数よりも、時間帯を一定にすることが大事
サイトを色々みていると「1日一回はだめ」という意見も少なくないですが、もともと1日一回で育ってきている愛犬ならば、そこまで不健康にはならないと思います。
現に、我が家の愛犬は「1日一回」でも健康的です。
ただし、ご飯をあげる時間帯がバラバラというのは確実に不健康になります。
睡眠の質も悪くなりますし、空腹時間が長ければ胃荒れも起こしますし、食べても消化不良になりやすく栄養が体に行き届きません。
毛並み具合、排便の状態や回数、体重の増減など、きちんと愛犬の様子を確認して、その子に合った「食事の回数」を見つけてあげてください。
犬のご飯を1日一回にするなら「ドカ食い・早食い」に気を付けよう
我が家の愛犬はドカ食い・早食いです。(噛まずに丸飲みに近い)
ご飯の時間は23時の一回だけですが、あげるときは2~3回に分けて「ドカ食い・早食い」を軽減しています。
【おすわり→ドックフード2分の1→おすわり→ドックフード残り2分の1】のように、おすわりで一度落ち着かせてから、ドックフードをあげています。
一般的な犬のご飯のあげ方は、回数は1日2~3回&一定の時間帯にあげること
やはり犬も人間と同じ生き物なので、一定のリズムで生活した方が健康的です。
1日分のご飯を一度に摂取すると、胃腸に負担がかかります。
(私たち人間も、朝・昼を抜いたからといって、夜に3食分のご飯を一気に食べたらしんどいですよね。)
- 1日の目安量のご飯を、「朝・昼・晩」の3回に分けてあげる
- 3回とも与えるドッグフードは同じで、量も一定にする
- 「朝・昼・晩」の時間帯はなるべく等間隔&毎日一定にする
※例えば、我が家の愛犬は1日75gが適量のドッグフードを与えていますが、1日二回なら1回に37.5g、1日三回なら1回に25gです。量はしっかり計量して適量を与えるようにしましょう。
【具体例】 愛犬の年齢によって、ご飯をあげる回数は変えてOK!
子犬(0歳~1歳)、成犬(1歳~9歳くらいまで)、老犬(9歳~)で食事の回数は変えて大丈夫です。
回数 | 時間帯(例1) | 時間帯(例2) | |
子犬 (0歳~1歳) | 1日三回 | 6時→14時→22時 | 8時→18時→23時 |
成犬 (1歳~9歳前後) | 1日二回 | 8時→20時 | 11時→23時 |
老犬 (9歳前後~) | 1日三~四回 | 三回:子犬と同様 | 7時→12時→ 17時→22時 |
子犬(0歳~1歳)は1日三回
子犬(0歳~1歳)は体が急激に成長する時期なので、こまめにエネルギー摂取を。
子犬向けの高タンパク・高カロリーのドッグフードを1日三回あげるようにしましょう。
成犬(1歳~9歳前後)は1日二回
成犬(1歳~9歳前後)は消化器官が発達して1度にたくさんのドッグフードを食べられるようになります。
量はドッグフードのパッケージどおりにして、1日二回に分けてあげるようにしましょう。
老犬(9歳前後~)は1日三~四回
犬も年齢を重ねると体が老化して内臓(消化器官)が弱くなります。
ドッグフードは少ない量をこまめに与えるのが良いとされていますが、ご飯をあげる回数が多くなればなるほど、仕事などで多忙な飼い主さんは大変です。
さらにシニア犬になると、ご飯を吐いてしまわないか、食欲はどうか、など些細な愛犬の変化も気になります。
飼い主が不在の時、スマホから愛犬の様子をカメラで見たり、おやつを与えることができるグッズを使うと便利です。
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最も重要なのは、一般論を守ることではなく、愛犬の様子です
前述したように、犬の年齢によって回数を変えていくこともできます。
ただし、一番重要なのは「愛犬の様子」です。
成犬だから1日二回というわけではなく、もともと胃腸の弱い犬もいれば、お腹が空くとすぐに胃液を吐いてしまう犬もいますので、胃腸の負担を軽くするために回数を三~五回に分けてあげなければならない犬もいます。
また、老犬だからといって、ご飯の回数を増やしたら逆に体調不良になる犬もいます。
愛犬の様子が元気でいつも通りであれば、老犬の年齢になっても成犬の時と同じ回数、時間帯で問題ありませんよね。
「みんながそうだから」「サイトに書いてあったから」よりも、「愛犬の様子」を優先してあげてくださいね。
あくまでも、犬によってそれぞれ違うということを忘れないでください。
>>【関連記事】犬がペットフード(ご飯)を食べない時ってわがまま?病気?対処法の体験談まとめ
犬のご飯の時間帯や回数はどうしてる?愛犬に合ったベストなあげ方を見つけよう!
我が家の愛犬は、ご飯の時間帯を一定にしたことで体重が増え、健康的になりました。
ご飯のあげ方を変えてから約1ヵ月くらいで「なんか重くなったな~」と変化がでてきました。
あなたの愛犬も、きっとベストなご飯のあげ方があるので、試しながら愛犬と一緒に見つけてみてください。
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