夜道が怖いときの対策は?【外・家・エレベーター】各注意ポイントまとめ

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ですから、家の中に入ったら何よりもまず鍵をかけることが大切です。

 

筆者の防犯術:玄関を開ける角度は一人分

私は、一人暮らしを始めたころから、今でもずっと、玄関を開ける角度にも気を付けています。

 

自分一人が入れるだけの角度を開けて、さっと入り、すぐさま鍵をかけています。

 

ドアチェーンやドアガードがある玄関なら、1ドア2ロックにしましょう。その方が断然安心です。

 

電気のつけ方:すぐつけちゃダメ!

帰宅してすぐに、不用意に電気をつけてはなりません。

 

外で見張っているかもしれない不審者に住まいを特定されるおそれがあるからです。

 

家に入ってから電気をつけるまで、少し間をあけましょう。

 

ただ、夜間、家に入った時、暗くて視界がよくないと、もたついてしまいますので、できれば、玄関の電気だけは常時つけておくのが望ましいです。

 

部屋に入って、明かりが漏れないよう、カーテンがきちんと閉じてあるか確認してから、電気をつけましょう。

 

タイマー機能のついた電気をお使いの方は、日没に合わせて、電気がつくよう設定しておくのもよいですね。

 

筆者の防犯術:カーテンは遮光性の高いもの

私が一人暮らしをしていた時は、玄関と廊下だけは、常に電気をつけておきました。カーテンは遮光性の高いものを使っていました。

 

一人暮らしであること、住んでいる部屋の場所、帰宅時間などが、外から分からないように工夫することで、安全を確保しましょう。

 

この3点を実践すれば、家についた時の安全面、防犯面を確実に強化することができます。取り組んでいないものがあれば、ぜひ今日から始めてみてください。

 

エレベーターに乗るときに気を付けるポイント3つ

マンション住まいの方は、エレベーターを利用する機会が多くあると思います。

 

実は、エレベーターは、かなりリスクの高い場所です。

 

なぜなら、密室である上、ボタン一つで簡単に操作できてしまうからです。

 

ここでは、エレベーターに乗る時に気を付けたい3つのポイントについて、解説していきます。

 

・乗る前に気を付けること、同乗者がいる時の対応策
・乗る位置
・ボタンの押し方

 

これを読んで、すぐに実践に移してください。

 

乗る前に気を付けること・同乗者がいる時の対応策

エレベーターのドアが開いたら、中の様子を数秒間、確認しましょう。

 

ドアが開いたからといって、すぐに乗り込んではいけません。

 

中の様子を確認せずして、エレベーターに乗ってしまうと、何かあっても、逃げようがないからです。

 

一番良いのは、見知らぬ人とエレベーターに乗らないことです。

 

しかし、後から同乗してくる人もいるでしょう。

その時の注意点は以下3点です。

 

  • どの位置にどんな人物が乗ったか、把握する。
  • 危険な気配を察知したら、迷わず降りる。
  • エレベーターが動いている最中に異変を感じたら、最寄りの階で降りる。または非常ボタンを押す。

 

エレベーターは大変便利な反面、危険な空間でもあります。乗る時には、普段以上に警戒心を強く持ちましょう。

 

乗る位置:階数ボタンの前+横壁に背を向ける

エレベーター内では、階数ボタンの目の前で、横壁に背を向けた乗り方がベストです。

 

背後を守り、万が一危険を感じたらボタンを操作して、すぐに降りるためです。

 

ほかの位置、たとえば、奥に乗った場合を考えてみましょう。

 

・出口をふさがれてしまうおそれがあります。
・階数ボタンの操作ができません。

 

これでは、すぐさま降りて逃げることができませんよね。

 

もしもの時、いち早く逃げるためにも、『階数ボタン前に横壁に背を向けて乗る』ことを徹底しましょう。

 

すでにその位置に人が立っている場合は、次のエレベーターを待つか、階段を利用するのがよいですね。

 

ボタンの押し方:操作は自分で!

エレベーターのボタン操作は、必ず自分で行いましょう。

 

同乗者にボタンをふさがれてしまう可能性があるからです。

 

そうなると、もはや逃げることもできません。

 

同乗者がいる場合には、次のように対応しましょう。

 

・自分の住む階とは違う階のボタンを押し、自分と無関係の階で乗り降りする。
・異変を感じたら迷わず非常ボタンを押す。

 

ボタンの前に立っただけでは、まだ安心できません。フェイク行動も有効な防犯術です。

 

筆者の防犯術:同乗者がいたら電話がかかってきたフリですぐ降りる

私は、異性と二人だけでエレベーターに乗る状況になったら、電話がかかってきたフリなどして、自然に降りるようにしています。

 

この3つの注意点をおさえて行動すれば、エレベーターでの防犯対策は万全です。

 

夜道で被害に遭いやすい行動、季節、時間帯は?

夜道で被害に遭いやすい行動、季節、時間帯は、ある程度傾向があります。

 

被害を回避するために、次の3点について理解を深めておきましょう。

 

・被害に遭いやすい人の行動傾向
・被害に遭いやすい季節
・被害に遭いやすい時間帯

 

犯罪者は、ちょっとした隙を見逃すことなく狙ってきますから、隙を見せないコツを身に付けて行動することが大切です。

 

一つずつ解説していきます。

 

被害に遭いやすい人の行動傾向4つ

夜道で被害に遭いやすい人は、次のような行動をする傾向にあります。

 

◆ぼんやり歩いている。歩くことに集中していない。
(考え事をしていたり、音楽を聴くことやスマホ操作に夢中になっている など)。
→注意力が散漫で、周囲に対する警戒心が低いとみなされ、ターゲットにされます。

◆歩くペースが遅い。走りにくい靴(ヒール靴など)を履いている。
→簡単に近づくことができるので、ターゲットにされます。

◆同じ時間帯に同じ道を歩いている。
→待ち伏せしやすいので、ターゲットにされます。

◆カバンの持ち方が無防備である。
(リュックサックを背中に背負ってる、ハンドバッグを体に密着させていない など)
→ひったくりやすいので、ターゲットにされます。

 

このような行動をしていると少しでも心当たりがある方は、以下5つを参考に、すぐに改善を図りましょう。

被害に遭いやすい人の行動傾向の回避術

 

・度々振り向くなど、前後左右をずっと気にしているしぐさを取り入れる。
・足早に歩く。もしくは走る。
・歩くルートを変える。
・お店によるなどして、帰宅時間が毎日同じにならないよう調整を図る。
・カバンは体に密着するように持ち、車道側に持たない。

 

相手の意表をつく行動を取り入れることが大変有効です。

 

被害に遭いやすい季節:8月

犯罪が多発するのは夏です。特に8月頃が目立ちます。

 

理由として、次のことが考えられます。

 

・軽装になる
→露出度が高い服が、犯罪者を刺激します。

・日照時間が長いと活動時間も長くなる
→疲労が蓄積されると、注意力も警戒心も低下しがちなので、犯罪者にとって隙をとらえやすいです。

 

ですから、夏は特に注意を払う必要があります。

 

次のように対策しましょう。

 

・羽織るものを持っておく。
・防犯グッズを充実させる。

 

もちろん、夏だけ注意しておけばよいというものではありません。

どんな季節であろうと、常に警戒心を強く持って自衛に努めましょう。

 

被害に遭いやすい時間帯:22時~24時

犯罪が起こりやすいのは、深夜帯です。

 

ピークは、夜10~12時頃です。

 

お住まいの地域にもよるとは思いますが、この時間帯は、終電や最終バスが走る時間帯だからです。

 

よって、この時間帯に帰宅するのが習慣になっている方は要注意です。

 

できれば、帰宅時間の調整を図るのがよいですが、そうもいかない時もあるでしょう。

 

・タクシーを利用する。
・歩くルートを変える。

 

このように帰宅時間をずらす工夫をしましょう。

 

また、些細なことでも何か不審な点があれば、警察や交番に伝え、パトロールの強化をお願いすることも重要です。

 

ためらわず、自分の身を守る行動を取りましょう。

 

夜道が怖い人向けの対策:「ぼんやり」「ゆっくり」は危険!警戒心を大切に

夜道が怖い方、一人暮らしで家まわりの防犯面に不安を感じている方は、自分の身の安全を確実に守る行動を身に付けましょう。

 

  • 夜道のNG行動「ながら歩き」「駐車場・駐輪場でもたつく」「走りにくい服・靴」「人気のない道」「背後の不注意」「ゆっくり歩く」「防犯ブザーなし」
  • 家(マンション)での対策「オートロックを過信しない」「部屋の鍵を真っ先にかける」「電気をつけるまで間をあける」
  • エレベーターでの対策「同乗しない」「階数ボタン前に横壁に背を向けて乗る」「ボタン操作は自分で」
  • 「ぼんやり・ゆっくり歩く」「時間帯とルートが一定」だと被害に遭いやすいので、足早に歩く+たまにルートや時間帯を変える。
  • 「軽装」「疲労による注意力・警戒心の低下」がおこる夏は被害に遭いやすいので注意。
  • 22時~0時台の終電や最終バスが走る時間帯は被害に遭いやすいので、タクシーなどの選択肢を入れる。

 

普段から、周囲を警戒し、防犯意識の高い行動やグッズで対策を強化しましょう。

 

ぜひ、今日から実践して、自衛に努めてくださいね。

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