「自分自身の心を守ってあげる」のが一番大切なことですよ。
子どもに任せるがベター!部活のせいで不登校になるともっと大変
部活の人間関係が不登校につながってしまうケースもあるため注意が必要です。
不登校の原因は人間関係!
・友達との関係・・・30.1%
・教師との関係・・・2.5%
不登校の原因の30.1%が「友達との関係」です。友達との関係が悪化していくと、いじめに発展してしまうことも多く、不登校につながります。
わが子が不登校になったら?不登校の高校進学率と就職率
中学校卒業後に通信制高校に通っている10代は5.4%です。そのうち半数は、中学で不登校の経験があるという統計もあります。
もし今のクラスが30人学級であれば、1~2人は通信制高校に進学するという計算になります。
通信制高校に進学するのは、今や珍しいことではありません。しかし、通信制高校を卒業した40%が進学も就職もしていないのが現実です。
中学生の不登校は年々増加しており、中学1年生の不登校者数は小6の不登校者数の2倍です。環境が大きく変わることも重なるため、中学1年生は特に注意が必要な時期といえます。
不登校になると、学校復帰は簡単なことではありません。将来の選択にも大きな影響を及ぼします。
部活が嫌でも学校に行けているのであれば、まだ間に合います。不登校になる前に部活を辞めるのが賢明な判断です。
【部活辞める手順解説】親から先生へ直接電話するべきか?
部活を辞める場合、どのような手順で進めていくのが良いかを説明します。
部活を辞める手①顧問に伝える
人間関係には触れず、「勉強に専念したい」「他にやりたいことがある」などの理由を告げるとスムーズです。
部活を辞める手順②退部届をもらってくる
部活の顧問からもらいましょう。退部届けに「名前」「住所」「学年」などの記載があるので書き込んでくださいね。
「退部理由」を記入する必要があれば、部活と学業の両立は難しく勉強に力を入れたいためなどの理由を書きましょう。
部活を辞める手順③退部届を提出する
地域や学校によって提出方法が異なり、次の2つのケースが一般的です。
①退部届けを二枚もらい、顧問と担任の両方に提出する。
②退部届けは顧問に提出して担任には告知のみ。
学校のやり方に従ってくださいね。
親から顧問へ電話で退部を伝えるべき?
親が顧問へ電話をする必要はなく、退部届に署名をするだけで事が進みます。
顧問や担任の先生によっては電話で説得してくるケースもありますが、子供が伝えた理由を再度伝えるようにすれば大丈夫です。
部活を辞めたいと中学1年生のわが子が言い出したら見守ってあげよう
部活動は、中学校生活のほんの一部分です。部活以外にも勉強や生徒会、趣味など頑張りを示せる事柄はたくさんあります。
子供の得意や好きを生かせる事柄に対して一生懸命取り組めば、まったく問題ありません。また、一般入試で高校を目指すお子さんの場合、学科評価が最も重視されます。
部活を辞めても内申には響きませんので安心してください。逆に無理に部活を続けることで学校に遅刻したり休みがちになったりすると、内申に大きく響きます。
子供は親が思っている以上に、いろいろと感じ、考え、行動しています。子供を信じて、子供の判断に任せてあげましょう。
お母さんが正しい知識を持って冷静に話し合えば、親子にとって最善の選択ができると思いますよ。
コメント