料理の腕前に自信をもてなくても、相手好みの味付けの料理を出せば満足してもらえます。
相手に満足してもらえる料理を作れたら、充分料理上手なんですよ。
料理が苦手な人へ:調味料で料理のグレードは上げられる!
ちなみに私の経験上、料理で重要なポイントのひとつが『調味料』です。
ある時、旅行先の地元特産品売り場で醤油を買って、いつものレシピで肉じゃがを作ってみました。
いつもと同じ作り方なのに、味が全然違う。おいしい!
まさに、醤油の力でした。
旅行先で買ったちょっとお高めの醤油でしたが、味は最高。
同じレシピでも調味料によってこんなに味が違うんだと実感し、調味料の力に感動しました。
本格的な調味料をたくさん集める必要はありませんが、普段使いの調味料も味はさまざま。
たくさん試してお気に入りの調味料を見つけられれば、料理のレベルアップにつながりますよ。
料理が下手な人の特徴は「味音痴」一択!調べ方と直し方は?
人に料理を振る舞ったときに、かならず微妙な反応をされる方は、「味音痴」を疑いましょう。
自分が味音痴なのか調べる方法
何でもおいしいと思えるのは良いことのようですが、味がわかっていない味音痴の可能性もあります。
味音痴の傾向は大きくわけて3パターンです。
2.好みが偏っている(味を学べない)
3.ストレスをかかえていたり、ダイエットをしている(亜鉛不足)
簡単に確認できる味音痴チェック方法をご紹介します。
・水 100cc
・砂糖 1g
この分量で砂糖水を作って飲みましょう。
通常は「甘い」と感じるんですが、なんと味音痴の人だと「酸っぱい」「しょっぱい」と感じることがあるんです。
自分が味音痴か気になるときは、砂糖水を一回試してみてください。
味音痴の直し方は2つ!
味音痴の治し方には2つの方法があります。
2.味付けを薄味にする(味を意識して食事をする)
直し方①亜鉛を摂取する
味蕾の働きを正常に戻すには、亜鉛を摂取しましょう。
味蕾とは舌にある、味を感じる部分になります。
味蕾で感じ取った情報を、脳が「甘い」「辛い」と判断します。
味蕾の細胞は10日に1度新しいものに生まれ変わり、その時に必要な成分が亜鉛です。
亜鉛を意識的に補うことで味蕾が正常に働き、味覚を回復させることができます。
亜鉛が多く含まれている食品は『牡蠣、カニ、たらこ、レバー』など。
好みのわかれる食品が多いので、手軽に摂取するにはサプリを取り入れるのがおススメです。
直し方②味付けを薄味にする
味付けを薄味にすることで、味を感じ取りやすくなります。
なぜなら、濃い味付けに慣れることで、味覚はどんどん鈍くなってしまうからです。
味付けが薄いと物足りなく感じるかもしれませんが、そんな時はたくさん噛んで食べましょう。
目標は1口30回。
噛む回数を増やすと唾液の分泌が促されて食材の甘みや旨味が引き出されるんですよ。
味覚は『甘味、旨味、苦味、酸味、塩味』の基本5味で構成されています。
意識しながら食事することで薄味に慣れ、味覚を正常に戻していけます。
せっかくの食事です。複雑な味わいを楽しみましょう。
味音痴が直らない場合はミールキットの活用を
料理中に味付けを気を付けようにも、どう調整したらいいかわからないもの。
また、すぐに「味覚音痴」が治るとも言い切れません。
自分の味覚に自信がない場合、ミールキットがおすすめです。
ミールキットなら献立に合わせて食材と調味料が届きます。
あなたが味付けする必要がないので、失敗知らずですよ。
しかも栄養バランスもばっちりです!
「焼く」「煮る」などの工程はご自身でやることになるので、ミールキットは失敗の心配なく料理の経験値を上げることにもつながりますよ。
私も利用したことがありますが、本当に便利。
自分で作るには思いつかないような献立もあり、料理上手になったような気になれる、料理初心者の強い味方です。
買い物・調理・片付けが段取りよくできない方は家事代行の活用を!
残念ながら、料理は味付けが上手にできればオールOKとはいきません。
料理を細分化すると、「買い物」「調理(味付け)」「片付け」の3つに分かれます。
料理するのがどうしても苦手な場合、家事代行サービスを活用することも選択肢のひとつ。
献立を考える、買い物に行く、調理する、片付ける・・・これを毎日・・・。
苦手な人にとってはストレスでしかありません。
便利な家事代行サービスがあるなら、活用しない手はありませんよ。
週に数回利用することで気分転換にもなります。
「買い物」「調理中の段取り」「片付け」のコツは?
料理への苦手意識がなくなるように、「買い物」「調理中の段取り」「片付け」の工程のコツを解説します。
買い物のコツは「メモること」
レシピを決めて、必要なものをメモして買い物に行きましょう。
1週間分買って、その中でやり繰りできるのは料理上手さん。
慣れるまでは、レシピを確認して必要な食材を買いに行きましょう。
必要な物だけを買いに行くことで食品ロスも防げるんですよ。
特売品を見つけても、いらないものなら結局無駄になってしまいます。
必要な物だけを買うことを徹底しましょう。
調理中のコツはスペース確保・作業の優先順位
調理前の準備と調理中の工夫で、段取りよく調理を進めることが出来ます。
コツ5つ↓
・作業スペースを確保する
・シンク内は片付けておく
・待ち時間のある作業を優先する
・同じ作業はまとめる
・汚さない工夫
◆作業スペースを確保する
作業前に余分なものを片付けておきましょう。
狭いキッチンもありますが、最低限、まな板と切ったものを置けるスペースを作ること。
◆シンク内は片付けておく
洗い物が置いてあるなら、先に洗っておきましょう。
ゴミがたまっていたら捨てましょう。
道具を探したりして調理が途中で止まるのを防ぎます。
◆待ち時間のある作業を優先する
炊飯器のセット、煮込み料理などを先に作業します。
待っている時間に他の作業ができるからです。
たとえば野菜を茹でるのであれば、お湯を沸かしている間に野菜を切りましょう。
◆同じ作業はまとめる
切るという作業なら、メニューごとに切るのではなく、野菜をまとめて切った後に肉・魚を切ります。種類ごとにまとめて切ることで、まな板を洗う手間が省けますよ。
また、切ったらすぐボウルやお皿に移すことでスペースの確保もできます。
◆汚さない工夫
例えば肉や魚を切るときは、まな板の上に開いた牛乳パックを敷く。ハンバーグを作るときは使い捨て手袋を使う。
ちょっとした工夫で、洗う手間を省くことが出来ます。
片付けのコツは「時間が空けばすぐ洗い物」
調理中は時間が空けば洗い物をしましょう。
ボウル1つ、小皿1枚でも片付いていれば後からの作業が断然ラクになりますよ。
まな板は場所を取ります。使わなくなった時点で洗ってしまいましょう。
調理後には、洗い物は汚れの少ないもの、油分の少ないものから洗いましょう。
その方が汚れも落としやすいし、スポンジを洗う手間が省けます。
汚れた鍋やフライパンは、先にキッチンペーパーで汚れを拭き取ることで、断然洗いやすくなります。
どうしても改善しない場合は、家事代行サービスを頼りましょう。
料理って一言でいっても、「買い物」「調理(効率よく作業・味付け)」「片付け」と各工程で得手不得手があります。
それらを全部、得意な人に任せた方があなたが楽ですよ。
料理が上手な人の特徴は「味音痴じゃない」「相手の味好みに合わせられる」
- 料理上手な人の特徴(一般論)は、「レシピを守る」「舌が肥えている」「手際が良い」「家事上手」「レシピなしで作れる」「母親が手料理を作る」「毎日自炊する」
- アンケート結果から考察すると、男女で料理上手の理想にはギャップがある!
- 「作ってくれる行為自体が大事」という男性が多い
- 「得意じゃないけど料理はできる」という女性が多い
- まずはレシピ通りに作れるなら「料理上手」と考えてよい
- 「相手の好みに合わせるためにコミュニケーションがとれると良い
- 味音痴だと料理下手と思われやすい。味音痴は「亜鉛の摂取」と「薄味の料理」で改善できる。
- 料理は「買い物」「調理(作業効率・味付け)」「片付け」がセット!向いてない人は、ミールキットや家事代行など外部サービスの活用してストレス軽減しよう
男性の求める料理上手は女性のイメージとは違うものです。
料理のスキルを上げるには経験が必要ですが、男性の好みを意識した料理を作れたら、満足してもらえますよ。
味音痴でなければOK!
毎日少しずつ料理をすることで経験を積み、パートナーが何を求めているかを意識してみてくださいね。
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