Web上に文章を書くことを「webライティング」と呼びます。Webライティングの改行の仕方について正しいルールをご紹介。
- 1文が長く、どこで改行すればいいか分からない
- 読みやすい文章にするにはどうすればいいのだろう?
- 文字数や画面幅で改行してはダメなの?
Webライター初心者さんなら、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか? 私自身もライターを始めた当初、「紙に書く文章」と「Webに書く文章」の違いが分からず正しいルールを調べながらモタモタ作業していました。
正しい改行ルールを知ると、読者にとって読みやすい文章を書くことができます。本記事ではwebライター歴2年目の私が、正しい改行の仕方や読みやすい文章にする方法を解説しています。
Web文章での改行の仕方NG3選
初心者ライターがやってしまいがちな間違いが次の3つです。
NG①1文字下げ
紙に書く作文では段落が変わるときに、1文字下げて文章を始めますよね? 作文では、それが正しい文章の書き方とされています。
一方、WEBの文章は、空白行や見出しを作って、視覚的に読みやすくします。1文字下げてしまうと空白部分がガタガタになって、見た目の悪い読みづらい文章になってしまいます。
NG②執筆環境のデバイス画面幅で改行
パソコンで執筆している場合、Wordやメモ帳を使っている方も多いと思います。
その際、自分の使っているデバイスの画面幅で改行してしまうことがあります。
その為、変な所で改行されるという状態になってしまうのです。
読者によって見ているデバイスが違うので、変な所で改行されると非常に読みづらい文章になってしまいます。
NG③改行が少ない
改行が少なく、文字の塊のように見える文章は、とても読みづらくなります。
ぱっと見た時に、「難しそう」「読むのが大変そう」という印象を与えてしまいます。
読みにくいという印象を与えてしまうと、最後まで読んでもらえず、ページを閉じられてしまうかもしれません。
また、長々とした文章は内容が伝わりにくい、というデメリットもあります。
Web文章での正しい改行の仕方【記事納品の前にチェック】
では、上記の3つをどのように改善すれば、読みやすい文章になるのでしょう?
正しい改行方法①1文字下げしない
1文字下げをしないで、左側に文字を揃えると読みやすい文章になります。
また、見た目もすっきりと、きれいにまとまります。
読者は、見づらいと感じてしまうと、すぐにページを離れてしまいます。
紙とは違って、空白行や見出しを付けることで段落を区切ることができるので、1文字下げる必要はありません。
正しい改行方法②改行はセンテンスごとに
センテンス(「。」)ごとに改行すると、文章が見やすく、内容も伝わりやすくなります。
ときどき、次のようなサイトを見かけますが、読者が見ているデバイスによっては見づらくなってしまうのでやめましょう。
・読点「、」で改行している
・1行〇〇文字など決まった文字数で改行している
・1文の途中で改行している
1~2文ごとに空白行を入れると、さらに文章が読みやすくなりますよ。
正しい改行方法③1ブロックを120文字程度に
センテンスごとに改行すると、読みやすい文章になりますが、文を続けた方がいい場合もありますよね。
その場合は、1ブロック(文字の塊)が120文字程度になるようにしましょう。
1文が長いと感じるのであれば、文字の量を減らせないか見直してみてください。
余計な言い回しをしている、ということもよくありますよ。
「見やすい」の基準は読者!主流の改行ルールは2つ
見やすい文章を書くために、多くのネット記事で使われている「改行ルール」があります。
それが、【1文字下げなし、2行ごとに改行】です。
改行ルールとは?
WEBの文章で最も大切なのが「読みやすさ」です。
一目みて、この文章は読みづらいと感じたら、読者はすぐに違うページに行ってしまいます。
ですから、「読者が読みやすい文章」を書くために改行ルールが必要なのです。
・1文字下げをしないで左側に寄せることで、読みやすい文章になります。
・読者にとっては、改行が多い方が読みやすく、好まれる傾向にあります。
・パソコンで2行の場合、スマホで表示すると5行程度になり、パソコンからでもスマホからでも見やすくなります。
1文の最適な文字数は?
パソコンに表示した時とスマホに表示した時では、行数は大きく違ってきます。
パソコンでもスマホでも見やすい文字数は、1文40~60文字程度です。
スマホ表示にした時、60文字で2~3行になるので、読者が疲れてしまうことがありません。
パソコンではそんなに長く感じなかったとしても、スマホ表示にすると圧迫感が出てしまうこともあります。
1文は60文字以内で書くことを心掛けてみましょう。
スマホからの見え方を意識する
今では、スマホから検索する人の方が8~9割と圧倒的に多いです。
スマホで読まれることを前提として、見え方を意識しなければいけません。
その為にも、納品する前に、スマホで記事を執筆してみましょう。
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