脱水は短時間、1分程度で十分です。
(「しわ抑えコース」などがあればそちらを使っても良いです)
手順⑤カーテンを干す
洗濯が終わったら干します。
ただ、マンション住まいだったりするとベランダが狭くて、大きなカーテンの干す場所で困りますよね。
干すときのコツは、洗ったカーテンは濡れたままカーテンレールに戻すことです!
カーテンレールに干す方法にはメリットが3つあります。
・上から下まで伸びた状態で乾くのでしわになりにくい
・冬は加湿効果も!
洗いたてのいい香りがお部屋に広がりしあわせな気分になれるのもおすすめポイントです。
お気に入りの柔軟剤を使って洗ってみてください。
【洗う頻度は年2回】洗わないとお子さんのアレルギーにもつながる
カーテンを洗う頻度は年に2回がベストです。
乾きやすい夏と、年末の大掃除の時の2回がおすすめ。
つい後回しにしがちなカーテンの洗濯ですが洗わないと以下のデメリットがあります。
- ホコリをため込み、ハウスダストやダニの温床になる
- 窓を開ける季節は外の汚れ(排気ガスや花粉など)がカーテンにつく
- 寒い季節は窓の結露がカーテンに染み込み、カビの原因に
- お部屋のにおい(タバコ、ペット、料理のにおいなど)がカーテンにしみつく
目に見えない汚れやにおいが多くついていることがわかると思います。
特にハウスダストやダニはアレルギーの原因にもなりますし、喘息を引き起こす原因になることもあります。
カビ菌も同じくアレルギーや肺炎、口から体内へ入ると食中毒を起こすこともあります。
お子さんがカーテンにぐるぐる巻きになって遊んでいることはないでしょうか?そのカーテンが汚れだらけだったらゾッとしますよね。
家族の健康を守るためにも年2回、洗濯しましょう!
洗濯機で洗えないカーテンはどうする?洗わずにできるお手入れ方法
外の空気からの汚れだったりお部屋のにおいだったり、意外とカーテンは汚れています。
家庭で洗えないカーテンの場合は以下の方法で掃除していきましょう。
- 掃除機をつかう
- 普段からこまめに除菌スプレーや消臭スプレーを使って汚れを予防
- クリーニングに出す
掃除方法を解説する前に、洗濯表示の「洗える」「洗えない」のチェックを行ってくださいね。
「洗濯機で洗えない」の表示を確認しよう
桶に大きく×がしてあるマークがついているときは「家庭で洗濯できません」という意味になります。
旧マークにご注意!【2016年12月から表記マークが変更】
2016年12月に国際規格に合わせた新しい洗濯表示に変わりました。
ずっと昔からおなじカーテンを使っている場合は、変更前のマークが使われています。
旧マークの「洗濯できる」は以下の洗濯機のマークでした。
「洗濯できない」は現在と同じ、桶に×のマークです。
詳しく調べたい方は、「政府広報オンライン 洗濯表示」を参考にしてください。
掃除機をつかってカーテンを掃除する方法
カーテンのヒダにそって上から下へとゆっくり掃除機をかけます。
吸引力が強すぎると生地を吸い込んでしまうので弱めにしましょう。
特にレースカーテンの場合は吸い込みやすく、場合によっては、巻き込んでちぎれてしまうこともあるので要注意です。
掃除機に付属の布団用ノズルがある場合はそちらを使うのがおすすめです。
掃除機が重い場合、腰や肩を痛めないように注意してくださいね。
普段からこまめに除菌スプレーや消臭スプレーを使って汚れを予防
汚れを付きにくくする方法です。
こまめに除菌、消臭することで菌やハウスダストを防ぐことができます。
また、部屋のにおいがカーテンに染みつくのを防ぎます。
結露時のカビの予防には窓にはる「結露テープ」などもおすすめです。
クリーニングに出してカーテンを洗濯する方法
家庭で洗えないだけで、ドライクリーニングなら可能な場合があります。
お店によって、特殊な生地でも取り扱ってくれるところもあるので問い合わせてみましょう。
カーテンの洗濯方法:フックつけたままなら輪ゴムを活用!年2回お手入れを
今回は、つい後回しにしてしまいがちなカーテンの洗濯方法を解説しました。
・フックをつけたまま洗う時は、たたみ方と輪ゴムがポイント
・洗濯後はそのままカーテンレールに干すと楽
・ハウスダストやカビなどでカーテンは汚れているので、年2回の洗濯で清潔に
・家で洗えないカーテンは掃除機・除菌スプレー・クリーニングで綺麗に保とう
「フックをはずす、取り付ける」の工程がなくなるだけでカーテンを洗濯するハードルが、グッと下がりますね。
天気の良い日にカーテンを洗って、柔軟剤のさわやかな香りに包まれると、心もすっきりリフレッシュできます。
これでお子さんのカーテンぐるぐる巻きも安心して見ていられますね。
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