お茶の中でも「緑茶」は熱中症対策に向かないのをご存知ですか?
本記事では、熱中症対策に向かない飲み物、飲む回数や量などを解説します。
子どもはよく汗をかくので、熱中症対策のためにお茶などの飲み物が必須ですよね。
2020年8月10日~16日の7日間で12,804名の方が熱中症で救急搬送されています。
そのうち845人が7歳~18歳のお子さんです。
1日平均100人以上の子どもが熱中症にかかっているということです。
本記事で紹介する「水分補給のポイント」を参考に、お子さんと楽しい夏を過ごしましょう!
お子さんの熱中症対策には麦茶がベスト!カフェイン0が大事!
夏場は水筒などにお茶を入れて持ち歩くと思いますが、お茶ならどれでもいいわけではありません。
その理由は、カフェインです。
カフェインの利尿作用により、尿となって身体の外へ出てしまうのです。
ペットボトル1本文の緑茶の中には800㎎のカフェインが入っているため、熱中症対策の飲み物には向かないといえます。
お茶で熱中症対策をするなら、カフェイン0の麦茶が良いでしょう。
麦茶がカフェイン0なのは、茶の木以外の植物で作られているからです。
夏といえば麦茶というイメージが昔からあるのも納得ですね!
そのために水分補給が欠かせません。
【注意】熱中症対策にNGな飲み物は?
「じゃあスポーツドリンクはどうなの?」「同じ水分ならジュースの方が飲みやすい!」
という声が聞こえてきそうです。
結論からお伝えすると、ポカリなどのスポーツドリンクはややNGです。
ジュースは完全にNG!
その理由は、糖分が含まれているからです。
スポーツ飲料、ジュースなどは飲んだ後にかえってのどが渇いてしまうので、熱中症対策の飲み物には不向きです。
また、糖分の過剰摂取はお子さんの肥満にも繋がるため注意が必要です。
ただし、激しい運動をした後にスポーツ飲料を飲むことは推奨されています。
汗をかくと、水分だけでなく塩分も失われるからです。
お茶には塩分が含まれていないため、水分と塩分を一緒に摂りたいときにはスポーツ飲料が良いでしょう。
中でも、風邪の時に飲むとよいと推奨されている「ポカリスエット」は、糖や塩分、さらにイオン(汗をかくと失われる成分)を多く含んでいるので最適です。
屋外か室内かなど場面によって、お子さんにあげる飲み物は使い分けていきたいですね。
熱中症にならないために、どのくらいの回数・量を飲めばいい?
「水分補給の大切さは分かったけれど、飲む回数や量を知りたいなぁ」という方も多いはず!
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